フィンランドからやってきた注目デリバリーWoltの特徴的3つのサービスとは?配達員システムも解説

コロナウイルスの流行、不要不急の外出の自粛要請によって、瞬く間に市場拡大が起きたフードデリバリー業界ですが、そんなデリバリー業界にフィンランド発祥の”Wolt(ウォルト)”というデリバリーサービスが新規参入してきています。

2020年3月の広島県でのサービス開始を皮切りに札幌、仙台、福岡、東京などのエリア拡大を進めているとともに、最近(2021年11月)では水川あさみさんがWoltのCMに起用されており、注目が集まってきていることが一目で分かることと思います。

この記事では、そんなWoltというサービスがフードデリバリーサービス業界の2大巨頭として存在しているUberEatsや出前館とどのようにサービス的オリジナリティを有しているのかに関してご説明していこうと思います。加えて、配達員になるための登録手続きや報酬制度といったシステムに関しても説明していきますので、ぜひ最後までご覧になってください。

フィンランド発のWoltとはどんなフードデリバリーサービス?

Woltとは

Wolt(ウォルト)は北欧のフィンランドからスタートして現在では世界23ヶ国以上にサービスを展開している世界的に知名度を上げているフードデリバリーサービスです。

一般的なフードデリバリーサービスに対する利用者のイメージは、自宅やオフィスで注文をするとともに注文した料理がそこに届けられるという利便性の高さに注目が集まりがちですが、その一方でサービスの品質という観点から見ると、ややユーザーに対して不親切な印象を与えてしまうこともあるかと思います。

しかしながら、Woltの場合、ユーザー目線のサービス品質という点において他のサービスとは一線を画しています。Woltでは”おもてなし精神”を重視したサービスの展開を図っており、非常に魅力ある顧客体験を提供することによって、世界的にWoltFan(ウォルトファン)と呼ばれるWoltのリピーターを次々と獲得しています。

世界的には既に時価総額1,200億円のユニコーン企業として注目を集める企業のひとつとして成長しており、豊富な資本を活かして日本をはじめとした今後の世界展開を進めていくことが期待できる企業だといえます。

Woltのサービスの特徴はどんなところ?

フードデリバリーサービス業界が盛り上がりを見せ、UberEatsや出前館といったフードデリバリーサービスにおける2大巨頭が君臨する中でWoltのサービスはどのようなオリジナリティを有しているのでしょうか?ここでは、そんなWoltのサービスの特徴に関して以下の項目から確認していこうと思います。

充実したサポート体制

Woltには注文者と配達員、加盟店というフードデリバリーに深く関わるアクターのそれぞれに専属のサポートチームが配置されており、何らかのトラブルが発生した際には、各サポートチームが迅速に対応できるような体制が築かれています。

現在のようなフードデリバリー業界が大きな盛り上がりを見せる中では、注文者として、配達員としてフードデリバリーに関わった経験を持つ方は多いことかと思いますが、”対応の早さ”と”的確な対応”という点では業界の中でもトップクラスの水準に達しています。

特に、対応のための依頼連絡を行ってからのサポートチームからの反応は非常に早く、配達中のトラブルに関しては1分以内に何らかの応答を返してくれます。このサポート水準の高さ、ユーザーに与えう安心感は他のフードデリバリーサービスにはないWoltの強みだといえます。

魅力的な注文制度

実際にフードデリバリーサービスを利用されたことのある方は、注文の際にどのように料理を選ぼうか悩んだこともあったのではないでしょうか?

多くの加盟店が参加していることで本格的な料理を味わうことができたり、一度にさまざまな料理を味わうことができるようになったりしている一方で、サービス内での料理選択画面では多くの料理がジャンルや店舗の場所などでカテゴライズされているだけに留まっているケースが多いのではないかと思います。

しかしながら、Woltの注文アプリ(料理選択画面)では”Woltのイチオシ”、”今週のオススメ”、”先月の高評価点”といった観点での料理店・メニューのカテゴライズが為されており、魅力的なコンテンツが満載となっています。加盟店の評価も10段階でできるようになっており、さまざまなユーザーが評価した口コミを閲覧できるようになっています。

この注文制度という観点においても他のフードデリバリーサービスにおいてはトップの水準を築いています。

レベルの高い料理・配達品質

Woltの加盟店となる、配達員となるといった場合、登録申請を行えば全ての店舗・人が承認されるような制度とはなっておらず、一定の水準に達しているかを確認するための審査基準が明確に設定されています。

加盟店の審査や配達員向けの適正テストでパートナーを選定することで一定水準以上の、料理と配達の品質が保たれているのです。

Wolt配達員の報酬システム

Wolt配達員の報酬

次に、Woltの配達員になった場合の報酬システムに関して確認していきましょう。

配達員の配達報酬は以下の計算式で計算されます。

[配達報酬=基本料金+距離料金+オンライン時間保証+ウィークリーボーナス+ユーホのWoltハント]

それぞれの計算項目に関して詳しく確認していきましょう。

基本料金

Woltの基本料金は、それぞれの配達1件ごとに対して金額固定で発生する報酬として設定されています。フードデリバリーサービスによっては、店舗から料理を受け取る際(ピックの際)、注文者へと料理を受け渡す際(ドロップの際)のそれぞれで基本報酬が発生するように設定されているケースもありますが、Woltの場合には料理の受け取りから受け渡しまでの配達全体に対して報酬が発生するようになっています。

この基本料金は、配達エリアや時間帯によって金額設定が異なっているため、配達員となる際には事前に確認してみられてもらえればと思います。

距離料金

Woltの距離料金は、料理を受け取った店舗から注文者が指定した届け先までの直線距離によって発生する報酬のことを指しています。距離料金の設定方法には、配達員が配達依頼を受けてから店舗までの距離と、料理を受け取った店舗から届け先までの距離の合算距離を用いる方法もありますが、これとは異なるためきちんと理解しておきましょう。

この距離料金に関しては配達エリアごとの違いはなく、新料金体系テストを実施している(2021年11月時点)静岡市と浜松市を除いて、100mごとに10円の加算が行われていくようになっています(店舗から届け先までの直線距離が100mを超えた場合に適用されます)。

オンライン時間保証

オンライン時間保証とは、事前に配達する時間をシフトのように予約しておき、その時間内で稼働した場合においては、予約しておいた時間帯に関して自給保証が付与されるという制度のことです。

配達依頼を数多く受けることができるに越したことはありませんが、その日の注文状況や配達員の稼働状況によっては芳しくない成果となってしまうこともあるかと思います。そのような際に完全な成果報酬制であった場合には、十分な収益を得ることができずに終わってしまいますが、このオンライン時間保証制度を利用しておけば一定の収益が必ず保証されるようになります。

自由に稼働できる働き方と、シフトのように時間的拘束をもって働くスタイルが両立している制度があるのもWoltの特徴だといえます。

ウィークリーボーナス

ウィークリーボーナスとは、UberEatsでいうところのクエスト制度のことであり、1週間(月曜日から日曜日まで)の配達回数に応じて追加報酬を設ける制度のことです。

ユーホのWoltハント

聞き慣れない名前のように感じるかと思いますが、これは悪天候時など配達員の数は少なくなりそうな一方で、料理の注文が多くなりやすいといった、配達員の需要が過多となりやすい状況において、配達を行うと追加報酬が発生するようにしている制度のことです。突発的に発生する報酬制度であるため、配達員の需要過多が予想される際には積極的にアプリを確認するようにしておきましょう。

Wolt配達員になるための手続き

Wolt配達員になるための手続き

最後にWolt配達員になるための登録手続きに関して確認していきましょう。手続きの手順は以下の7ステップで進んでいきます。

  1. アカウント登録
  2. 説明会
  3. 適正テスト
  4. 必要書類の提出
  5. 業務委託契約書へのサイン
  6. アプリの使い方デモ
  7. 配達グッズの受け取りとアカウントのアクティベート

それぞれに関して確認していきましょう。

アカウント登録

最初のステップはアカウント登録から始まります。Woltの公式ホームページにアクセスしてアカウント登録を行いましょう。登録の際にはメールアドレスと電話番号の入力が求められます。

Woltのアカウント設定は注文者の場合と配達員との場合で同期できるようになっているため、既に注文者としてWoltを利用したことのある人は、そちらのアカウントで入力したメールアドレスと電話番号を用いるようにしましょう。

説明会

アカウント登録が済んだら、Woltのサービス内容・配達員としての業務内容・配達員の報酬制度に関して・配達員としての業務姿勢などに関しての説明会が行われます。説明会の方法には、オンライン、動画視聴、対面形式の3種があります。

適正テスト

説明会の後には、説明会で話された配達ルールの取り決め・交通ルールや道路標識に関する理解・業務におけるホウレンソウ・配達時にトラブルが発生した際の対応などに関する理解を確認するためのテストが行われます。

選択式の問題が30問と記述式の問題が2問の構成となっており、合格には27問以上の正答が必要となるため、説明会のタイミングからきちんとテストを意識して理解に努めるようにしましょう。

必要書類の提出

テストもクリアしたら、次に配達員として働く際に利用する乗り物を確認するための書類等を提出することになります。これらの手続きはWoltの配達アプリ(Wolt Partner)にて行いますので、インストールも行っておきましょう。

業務委託契約書へのサイン

配達員登録の最後のステップとして業務委託契約書へのサインを行うことになります。これはWeb上にて行うことになります。

アプリの使い方デモ

配達員として働く際に利用するアプリの使い方をデモンストレーション形式で説明してもらえます。基本的にはWebの説明ページ上で配達を想定した状態の画面が表示されるため、タブをクリックしていくことで進んでいきます。

配達グッズの受け取りとアカウントのアクティベート

Woltから配達のためのグッズを受け取る場所に関する案内が届くため、そちらに足を運び、配達バック・ジャケット・Tシャツ・キャップを受け取りに行きましょう。

この配達グッズの受け取りが完了すると、晴れて配達員として仕事に取り組めるようになります。

まとめ

Woltまとめ

Woltのサービスの特徴、配達員の報酬制度、配達員になるための手続きに関してご説明してきましたが、Woltの魅力、読者の皆さまに伝わったでしょうか?

ユーザー目線に立ったサービスの展開を第一の方針に掲げているサービスなだけあり、今後さらにサービスの規模やシェアの拡大が予想されますが、これに伴って配達員の需要も高まっていくことが期待されます。

この記事が、読者の皆さまが「フードデリバリーの配達員として働いてみよう!」、「Woltの配達員をしてみたい!」と思うきっかけになってくれれば嬉しく思います。実際に配達員になった際は、目標の収益獲得を目指して頑張ってください!

 

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