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さまざまなフードデリバリーサービスが日本で展開されている中で、他のサービスよりも大きなシェアを獲得しているのがUberEats(ウーバーイーツ)です。東京からサービスをスタートさせたUberEatsですが現在では47都道府県すべてでサービスが提供されていることからもシェアの大きさを窺えるかと思います。
そんなシェアの広がりに合わせて、配達パートナーになるためのチャンスも日本各地の人に届けられていると捉えることができますが、皆さんはUberEatsがどのような報酬システムを採用しているかをご存じでしょうか?
今回の記事では、UberEats(ウーバーイーツ)の報酬システムを徹底的に解説するとともに、それらをご理解したうえで報酬アップを実現するためのポイントを3つに絞ってご説明していこうと思います。
UberEatsの配達パートナーとして働く場合の大きな特徴って何なのでしょうか?
そうですね。一番の特徴は配達パートナーになったとしても、それは決してUberEatsに雇用されたというわけではなく、配達パートナーさんを一個人事業主としてUberEatsとの間で、料理の配達注文のための業務提携を結ぶということにあるといえます。
雇用関係にない分、報酬システムにも何か影響があるのでしょうか?
何よりの特徴は、勤務時間×時給で算出される給料性ではなく、配達注文を完了させればさせるだけ報酬が発生する報酬制であることですね。
以下より、そんな報酬システムに関して詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
UberEats(ウーバーイーツ)の報酬システム
先に触れたとおりウーバーイーツの報酬システムは、業務提携に基づく配達注文を達成すればするほど報酬が発生する報酬制となっています。
そして、一度の配達で発生する報酬の報酬額の大きさは以下の計算式より算出されています。
【報酬 = 基本料金 + 配達調整金額 - サービス手数料 + インセンティブ + チップ】
それでは、それぞれの計算項目を詳しく確認していきましょう。
基本料金
まずはじめに紹介するのは基本料金です。基本料金とは一度の配達に対して必ず発生する報酬のことであり、以下の報酬項目が合算されたものが基本料金として算出されます。
- 受け取り料金:ウーバーイーツで配達注文された料理を配達パートナーが受け取ることで発生する報酬
- 受け渡し料金:配達注文された料理を注文者へと受け渡すことで発生する報酬
- 距離料金:配達注文された料理を受け取ってから注文者へと受け渡すまでの配達距離に応じた報酬
基本料金となる各種の報酬項目の額は配達を行うサービスエリアごとに異なっていますので、一度ご自身の配達エリアのそれぞれの報酬項目がいくらとなっているのかをご確認していただければと思います。
配達調整金額
次に紹介するのは配達調整金額です。サービスを開始した当初には設定されていなかった報酬項目ですが、2021年5月の報酬制度の改訂によって取り入れられるようになりました。具体的な内容に関してですが、以下のような状況にあった場合に基本料金の額を調整する目的で設定されている報酬項目となります。
- ウーバーイーツが設定する基準よりも交通状況が混雑していたことで配達時間が延びてしまった場合
- ウーバーイーツが設定する基準よりも注文された料理の飲食店で料理を受け取るまでの待ち時間が延びてしまった場合
- 配達パートナーが少なかったために配達注文を受けた時点で相当の時間が経過してしまっていた場合
サービス手数料
次に紹介するのはサービス手数料です。報酬という観点で考えるとサービス手数料はマイナスの項目となるのですが、一度の報酬の発生に対して基本料金の10%がサービス手数料として差し引かれることになります。
これは基本料金のみに対して発生する手数料となっており、後述するインセンティブ報酬には手数料が掛かることはありません。
インセンティブ
次に紹介するのはインセンティブです。インセンティブとは、配達を行う際のさまざまな諸条件に応じて報酬を増額させる仕組みのことを意味しています。そして、ウーバーイーツでは以下4つのインセンティブ報酬が設定されています。
- ブースト:配達注文が集中する時間帯やエリアで、配達注文を受ける際に基本料金を一定の倍率で増額する(配達を受ける際に倍率の大きさが表示されます)
- クエスト:一定期間の中で配達注文を達成させた回数に応じてプラスアルファの報酬額を加える
- オンライン時間インセンティブ:配達するために待機した時間(オンライン状態にしているものの配達注文を受けていない時間)に対して報酬が発生する
- ピーク料金:配達注文数の増加が予想される際に追加報酬が発生する
チップ
次に紹介するのはチップです。これは配達をすることで確実に発生する報酬というわけではありませんが、料理を注文した注文者から配達パートナーへ直接支払われる追加報酬というものになります。
最低報酬
最後に紹介するのは最低報酬です。これは決して計算項目に含まれるものではなく、一度の配達による報酬額が300円に満たなかった場合に報酬額を補償するための制度となっています。
一度の配達における最終的な報酬額の大きさは色々な報酬項目から計算されているんですね!
そうなんです。そして、サービスを開始した当初よりも配達パートナーさんにとって優しい報酬システムとして改善されている(配達調整金額など)ので、ぜひUberEatsの配達パートナーとして働く選択肢も前向きに考えてもらいたいと思います。
もし報酬額を少しでも上げようと思ったら何か工夫できることはあるんでしょうか?
さまざまな方法があるといえますが、特に重要視するべきなのはインセンティブを如何に活用するかということだと思います。次の解説にて詳しく解説していくので、ぜひ確認してみてください!
報酬額アップのための3つのポイント
報酬システムに関して十分にご理解していただけたかと思いますので、ここでは報酬システムに関する理解を踏まえたうえで、実際に配達パートナーとして働くうえで報酬額をアップさせるために考えるべき以下3つのポイントをご紹介しようと思います。
【報酬額アップのための3つのポイント】
- 基本料金の中でも、受け取り料金・受け渡し料金(回数)を優先するか、距離料金(距離)を優先するか
- 配達エリアにおけるブーストの特徴を把握しておく
- クエスト(インセンティブ)を把握するとともに配達回数の目標を立てる
それぞれのポイントに関して確認していきましょう。
回数と距離のどちらを優先するか
配達報酬では、配達を完了させるごとに基本料金が発生することになりますが、先に確認したように基本料金の計算項目は受け取り料金・受け渡し料金・距離料金となっています。
受け取り料金と受け渡し料金は料理を受け取る・受け渡すことで発生するため、配達注文の回数を増やすことでこれらの料金を増額することができます。
また一方で、距離料金は配達距離に応じて料金が増額するものであるため、配達距離を延ばすことで報酬額としての増額を狙えるといえます。
配達パートナーとして働き始めたばかりの頃は、上記のどちらを優先するかなど考えずに素直に配達注文を達成していけばよいかと思いますが、配達パートナーの業務に慣れてきたら考えてみるようにしましょう。
おすすめは回数を増やす方法
上記にてどちらを優先するかを説明しましたが、おすすめとしては受注する配達注文数を増やす方法だといえます。
配達距離を延ばすことで報酬が増えることを期待することもできますが、報酬に大きく影響を与えるのはそれぞれの報酬項目の額から考えても、受け取り料金・受け渡し料金の方に分があるといえます。
また、距離が延びているとなると自転車等で配達する際には体力を消耗しがちかと思います。体力に自信のある方であれば気にならないかも知れませんが、想定していた勤務時間だけ働くことができずに終わるというのは避けるべきだといえます。
配達エリアにおけるブーストの特徴
次にご紹介するのは、ご自身が配達する配達エリアにおけるブーストの特徴を把握しておくということです。
報酬額を増やすインセンティブのひとつであるブーストですが、基本報酬に対して倍掛けするものとなっているため、増額の割合も大きいです。配達エリアや時間などにもよりますが、場合によっては倍率が2倍近くにまで膨らむこともあります。
いってしまえば、一度の配達で2件分の配達注文を完了させることになりますので、アプリを開いてブーストが発生しやすい時間帯やどのようなエリアにブーストが発生した配達注文が集中しているのかも確認しておくようにしましょう。
クエストの把握と配達回数の目標設定
ブーストと同様に魅力的なインセンティブがクエストです。一定期間のうちに一定数の配達注文を達成することで追加報酬が発生する(基本報酬等に倍掛けするものではなく、純粋に報酬額の増額が行われます)ものとなっています。
「今日は配達を終了しようかな」と思った際にアプリでご自身が何件の配達注文を完了させているのかを確認するとともに、あと数件ほどで次のランクのクエストを達成できるようであればもう少しだけ頑張ってみる等も策のひとつだといえます。
まとめ
UberEats(ウーバーイーツ)の報酬システムと、報酬額をアップさせるために重要な3つのポイントに関してご説明してきましたが、ご理解いただけたでしょうか?
UberEatsのサービスエリアが拡大すれば配達パートナーとして働くチャンスも増えることになりますので、配達パートナーが気になられている方はぜひこの記事も参考になさってください。
1件ずつの配達を一生懸命に頑張るだけでなくインセンティブを活かしていくことが重要であることがよく分かりました!
月に十数万円稼ぐような配達パートナーさんは、皆さんこれらのインセンティブを最大限に活用していますので、ぜひ配達パートナーとしてのプロフェッショナルを目指して励まれてください!

